国産材

リモートワーク in 2020

名古屋覚王山の「ヘナ&ヘッドスパ Ripple」さんより、お店の入り口の段差解消用の踏み台と手摺りのご依頼をいただきました。

現状ですと、少し段差が大きいので、人によっては登るのが大変ですね……。

既存の踏み石に載せる計画で、材料を作ってハツっていきます。

厚みは7cmあります。こういった場合に3cm程度の中途半端な厚みの板を使ってしまうと、足りない厚みの分を“下駄を履かす”必要があり、脚を付けたりのメンドクサイ仕事が増える上に工賃も嵩み、その上全体としては軽いので据わりが悪く、厚みが薄いほど長持ちしない、と悪いことばかりです。手間暇かけることがいつもいいことだとは限りません。こういう場合は、質量にモノを言わせるべきです。

 

 

栗の木の八角形の手摺りも作りました。

 

名古屋ですので、車で一時間半、自分で行けないこともない距離ですが……このご時世ですので、移動しますと、途中でご飯を食べたりコンビニ寄ったり取り付け現場で色んな人と接したり、という懸念がありますので、作った材料に施工図を添えて送って、取り付けは地元の方にやっていただきます。自分的「リモートワーク」の解釈です。無理して何でもかんでも自分でやろうとしなくてもいいか、と。

 

施工後の写真を送っていただきました。世の中が落ち着いたら自分でも見てこようと思います。

段差が解消されてますね。手摺りも付きましたので上がりやすくなっていると思います。幅も元のものより広くしました。

何度も同じことを言ってますが、人が歩くところをハツるのは、見た目のこともありますが、なにより足が滑りにくい、ということがあります。

英語のRippleは「波紋」という意味もありますから、そんな風に見えてたらいいんですが……。

雨が当たりやすいので手摺りの金具はステンレス製になっています。

↓ 「Ripple」さんのホームページ

https://ripple-nagoya.com/

 

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