三重県大台町に一軒の材木屋がある………。
ざ、材木屋なのだろうか? これは……
この有様を見たM杉町の林業家・M浦氏は言った。
「ビーバーの巣みたいになっとるやないですか!」
これが「ビーバーハウス」武田製材の由来なのだ。元は映画館だったという建物には、人々の夢を映し出すスクリーンは今はなく、代わりに一人の風変わりなオジサンの夢の舞台となっている。「安全第一」の文字が抜け落ちているが、決して安全などク◯喰らえと言いたいわけではない。彼はそんなことには興味が無いのだ。彼は「木」にしか興味がない。それも国内産の木、そして普通は木材として顧みられることの少ないマイナーな木ほど彼の収集欲を刺激する。彼は、集め、製材し、積み上げる。
取り出す時のことは、あまり考えていないようだ……(汗)。やはり安全のことは考えていない。いつか倒れてきて下敷きにならないかとヒヤヒヤしてしまう。
ちなみに彼の奥さんはマユミさんという。マユミの木、というものはある。きっとアケミさんやユウコさんでは彼の収集欲が満たされることはなかったのであろう。
欲しい木がある時事前に言っておかないと、その日のうちには取り出せないことも、ある。
これが、
です。
そして、これが社長の武田さん。
マイナーな木が好き、といってもそればかりではなく、最もありふれた木である杉を育てる林業・その応援者でもあり、杉ロックの会・会長でもある。「杉ロック」については説明するのがとても難しいので↓をクリックして一度聴いてみてください。
(4/6時点で4785再生。どこまで伸びるだろうか)
事務所に入ると、集めに集めた木のサンプルが沢山あります。国産材だけで100種類以上あるそうです。
一番左の黄色い木、ウルシですね。漆はこの木の樹液から採れる塗料ですが、木材としても使えるんですね。しかし一般的には殆ど知られていないです。こういう身近だけれども一般的ではない色んなことに使える木、そういうものに光を当てようと武田さんは活動しているのです。ほかにも、ありとあらゆる、庭に生えてた木や、果樹園の木やら、なんだかよくわかんない木や、なんだかよくわかんない木やなんだかよくわかんない木や、なんじゃそれ?っていう木が沢山あります。
気になる方は、行ってみてください。
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フェイスブックの全ページ見ました。スゴイの一言に尽きますね。ぜひ現地にも行ってみます。
ぜひ行ってみてください。木の好きな方にはたまらない所です。
お一人でやってますから事前に連絡しておいた方が無難です。