向井 恭介 プロフィール

1975(昭和50)年 生まれ

もともとは、建築大工の仕事をしていました。職人になる前から、古民家など古い建築に残るマサカリやチョウナによるハツリ跡に魅せられていました。当時はどんな道具で加工されたのかも知らず、ただただ、その独特なリズムをもった木目のうねりを不思議な気持ちで眺めていました。

建築の仕事を始めてからも、古い建物をよく見に行きましたから、昔のハツリ跡を沢山見にゆきました。そのうち自分でも、マサカリやチョウナを手に入れ、やってみるのですが、なかなかうまくいきません。ハツリというのは、とにかく体力の要る仕事なんですね。それでもなんとか、夜、仕事が終わった後や休日などに沢山練習していくうちに、少しはカタチになってきました。建築の仕事の中で使うこともありました。

(杉 六角名栗の柱)

(杉 16角形の柱)

でも、なかなか、今の建築の中では使う機会が無いのです。どんな技術も使わなければ消えてしまう、すたれてしまう。

で、何か建築以外で、この技術を使えないものだろうかと、手摺りですとか、ベンチとか小さな物を作ってみるわけです。これなら、新築工事でなくても、すでに家を建てた人にもハツリのものをお届けできる、自分の技術を発揮出来る、と、そう考え始める頃から、ハツリの加工だけを依頼されたりするようにもなり、ハツリの職人さんもほとんど辞めてしまわれて全国でも数える程になってしまいましたから、これはもう自分がやるしかないっ、ということで今に至っています。

2015年〜   ちょうなはつり 名栗加工 むか井

2015年 7月 椿大神社に「はつり腰掛け」奉納

 

2015年 10月 世界工芸コンペティション金沢 3点 入選

 (杉 名栗銘々皿) (移動式待合)(立礼席用 腰掛け)

2015年 10月 工房 南 さんと共に 伊勢市 「金近ギャラリー」にて展示会

 

2016年 5月 伊勢志摩サミット 安倍昭恵夫人主催の昼食会に使用の椅子・テーブル材にチョウナのハツリ加工を施す

↓製作の様子はこちらの記事へ

 

2016年 7月 匠の祭典 手斧(ちょうな)部門優勝

2016年9月 京都市 平成の京町家 にて 展示会およびセミナー

 

2017年1月 猿田彦大本宮 椿大神社 灯籠 四基 製作

(これはハツリの要素は無しですが、こういうお仕事も時間が許す限りお引き受けします)

 

 

元テレビ東京でフリーアナウンサーの大橋未歩さんのお自宅の床板の加工もさせていただきました(^^)

 

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