雑感

手にはチョウナ 足には土

自分は木を耕す農民だと思っている。高尚な工芸家にはなれそうもない。木工家の集まりに行くと「我々は作家としてあるべきか?職人としてあるべきか?」なんて高尚過ぎる話題で延々と議論をしていて眠たくなってしまうので、こんなマジメな方たちのお仲間にはとてもなれそうもないという居心地の悪さを感じてしまう。いつのまにかハマり込んでしまう小難しさや小賢しさの渦から這い出してシンプルなところに戻っていかなくては………と、いうわけで

 

「そうだ 京都 行こう」くらいのノリで、「そうだ キュウリ 植えよう」と出掛けてきました。

工業地帯とコンビナートのイメージしかない四日市ですが、これもまた四日市。ここまで来れば長閑なもんです。

しかし、誰もおらんな〜、場所間違えたかな〜、と思っていたら皆んなお昼休憩でした。

少し待っていたら農園主の「しなやん」が来てくれたので作業開始。お会いするのは初めてだけどTwitterで見てたので、あんまり初めてのような気がしません。午前の部の奮闘により苗植えは既に終了していたので、

支柱立てをやってゆきます。

(キュウリの苗)

靴の色を土の色に合わせてきたつもりが、ここの土は黒かった。

 

「しなやん」とは色々と深〜いぃお話が出来て、来て良かったです。

ここにも色々書こうかと思いましたが、とりあえず

 

「ラピュタがなぜ滅びたのかあたしよく分かる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。”土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう”。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ」

 

ではまた  。バルス!

 

 

 

 

 

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