京都で毎年開かれている写真展kyotographieに出かけてきました。今年の春に予定されていたものが延期になり、資金難で中止になりかかってきたところをクラウドファウンディングで復活してきたという経緯があります。
目的はこれ!「In Situ」なのですが、その前に京都府庁舎ってこんな立派で古いものだったんですね。
個々の部屋には普通に「◯◯課」という札がかかっていて、そのまま役所として使われているみたいです。
これは議場ですが、さすがにここは今は使われていないようです。
さてさて本題のPierre-Elie de Pibracピエール=エリィ・ド・ピブラックさんです。ひょんなことから、この方のパリのお家の表札を作らせていただきました。
少し前まで自分の机の上にあったものがフランスに渡ってパリのアパルトマンの玄関にかかっているというのは不思議な感慨があります。もの作りをしていると時々こういうご褒美があります。
パリのオペラ座に取材した写真の展示は本当に素晴らしかったのですが、これは色々言うより実際に会場で見ていただきたいと思います。
Kyotographieはいくつかの会場に分かれていて、ほかの会場は共通の入場券(4000円)が必要なのですが、この会場に限って
「presented by CHANEL NEXUS HALL」とある通りChanelの全面的なバックアップによって無料となっています。「文化」を信じる力の強さを感じます。そしてこれは実際上のマーケティング・ブランディングの手法としても優れているのでしょう。。。お金を突っ込むべきところをわかってるぅ、フランス偉大、大丈夫か日本??
Chanelといえば、最近、日本法人の会長コラス氏がYoutubeで話しているのを聞いたのですが、その中で、
「私は非常にクールジャパンは嫌いです。日本は全然クールじゃないです。日本の文化は深い。クールっていうのは安っぽいイメージなんです。自分を下に引っ張ることなんです」
と、仰ってまして、「クールジャパン」という言葉に感じた違和感、それはつまりこういうことだったのか、と思いました。ますます大丈夫か日本?と思いました。「クールジャパン」ではなく「クルクルパージャパン」ですよ、こんなの。電通とズブズブの経産省がやってるんですよね、これ。
こんな記事もあります。
「日本の映画産業を殺すクールジャパンマネー 経産官僚の暴走を歪められる公文書管理」 ヒロ・マスダ
https://note.com/iifilmsllc/n/n8ac3214261b8
コロナ禍でトンチンカンなことやってるダメ知事はだいたい経産省出身なのもわかる気がする……
ご興味ある方はご覧ください。
https://youtu.be/-R7F6-HMaFo
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